【3つの観点で解説】パーキンソン病リハビリの禁忌事項
千葉県柏市のリハビリ施設「脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店」です。こちらのページでは、パーキンソン病のリハビリに関して「パーキンソン病の禁忌と注意点」というテーマでブログを執筆しています。
パーキンソン病の症状やリハビリについての情報はネットにも多くみられます。
一方で、パーキンソン病のリハビリの禁忌や注意点は情報が少ないのが現状です。
そこで今日は、パーキンソン病のリハビリや日常生活での禁忌や注意点について説明しようと思います。
まずはパーキンソン病について知りたいという方は以下をご参照ください
転倒に関する注意点
転倒は怪我や骨折につながることが多くあります。
そのため、日常生活では、『急激な体の動きやバランスを崩すような運動』は避けるべきです。
お家では安定した姿勢を保つためのエクササイズや、バランスを改善するための『ゆっくりとした動き』を重視しましょう。また、リハビリにおいても安全な環境でのトレーニングを実施し、転倒のリスクを最小限に抑えるように配慮することが重要です。
運動負荷に関する注意点
パーキンソン病の方は、過度の運動負荷によって症状が悪化する可能性があります。高負荷の運動や過度な筋力トレーニングは避け、身体に負担をかけすぎないように注意が必要です。
特にマシーントレーニングなどのパワーリハビリは力む動作につながるため適切な負荷量で実施することが重要です。
『理学療法士などの適切な管理のもとトレーニングを行うこと』をお勧めいたします。
地域の施設では、医学的知識に乏しい方が管理していたりすることもあります。国家資格を持っている方が管理しているかを確認するようにしましょう。
また、軽い運動やストレッチング、ウォーキングなどの負荷量の少ない運動は積極的に行っていきましょう。
特に、筋力や柔軟性を維持することがとても重要です。『適切な運動量と運動強度を保つこと』が、の健康状態を最適化する上で重要です。
日内変動に関する注意点
パーキンソン病の方は、1日の中で症状が変動することがあります。そのため、日常生活やリハビリでは『日内変動を考慮することが重要』です。
症状が最も軽い時間帯や、薬の効果が最も高い時間帯にリハビリを行うことで、効果的なトレーニングが可能です。
一方で、症状が悪化する可能性がある時間帯には、点灯などのリスクも高まります。そのため、過度の負荷での運動や複雑な動作は避けるようにしましょう。
それに加え、『症状が最も良い状態と悪い状態のお体の状態を正確に把握しておくこと』も重要です。
ご自身やご家族で正確にチェックすることは難しいかと思いますので、リハビリ担当者などにチェックしてもらうことをお勧めします。
『患者の日内変動を把握し、それに合わせたリハビリ計画を立てること』が、効果的な治療の鍵となります。
最後に
パーキンソン病の方は転倒に気をつけながら日常生活を送ったり、リハビリすることが重要となります。
また、1日の中でお体の状態が変動するので、最も良い時と悪い時のお体の状態を正確に把握しておくことが重要となります。
しかし、パーキンソン病の方を正確に検査できる理学療法士や作業療法士は少ないのが現状です。
当院では認定理学療法士がお体の状態を正確に検査させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。
ブログ監修者
脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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