脳梗塞後の免許更新ってどうすればいいの?免許更新の手順と方法
こんにちは!!
マヒリハの佐藤です。
脳卒中の後遺症が残ってしまったけど、車の運転がしたい!
そんなときにどんな手続をしたらいいかわからない方も多いと思います。
そこで今回は、脳梗塞(脳出血)後の免許更新のために必要な手続きをご紹介します。
免許更新のために必要な手続きとは?
脳卒中の後遺症で体に後遺症が残ったが車の運転がしたい。
しかし、今の状態で運転をして事故を起こしたら不安・・・。
平成26年の道路交通法改定により、運転免許の更新には健康状態の正確な報告が義務となりました。
そのため、虚偽の報告をすると罰則の対象となります。
脳梗塞(脳出血)後に運転を再開するためには、①医師の診断と②公安委員会の許可が必要です。
①運転をしても大丈夫なお身体の状態かどうかの判断
発症後もこれまで通り、車の運転をしても大丈夫なお身体の状態かどうかの判断していただく必要があります。
車の運転にはハンドル操作や急ブレーキ以外にも、信号や交通状況の確認など適切で素早い判断力が求められます。
それらを評価し医学的に運転に支障がないと医師に判断してもらい、診断書を作成してもらう必要があります。
運転再開には専用の診断書が必要となるため、まずは近くの警察署や免許センターに確認し、診断書をもらいましょう。
そして、診断書を持参し、かかりつけの医療機関で運転に必要な評価を行います。
具体的にはハンドル操作やブレーキ・アクセルに必要な運動能力や、周りの交通状況を把握し安全な運転を行うために必要な判断力、記憶力といった高次脳機能などが挙げられます。
右手足に運動麻痺がある方は右足でのアクセル、ブレーキの動作が困難な場合があります。その場合は左足や手でアクセル、ブレーキ操作をするための運転補助装置などの活用もご検討ください。
評価の結果問題があり、現状車の運転が困難と判断された場合は、リハビリにより改善の可能性がある場合はしっかりとリハビリを行うことが大切です。
②運転免許センターで適性検査の施行
医師に診断書を書いてもらった後は、実際に車の運転をするにあたり運転に支障がないか運転免許センターで適性検査が行われます。
行われる検査の内容は人によって違いがあり、視力や聴力の検査に加えてドライブシュミレーターを使用した運転技術の検査が行われる場合もあります。
まとめ
安全な運転再開には以上の2つの手続きが必要となります。まずは主治医に自身の体の状態を確認し、車の運転の可否について相談してみましょう!
ブログ監修者
脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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