【松戸市在住のリハビリでお困りの方必見】進行性核上性麻痺(PSP)の方の視覚とバランス。環境設定のコツ
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
こんにちは!マヒリハの柴田です🌞✨
進行性核上性麻痺(PSP)のリハビリでお困りの皆様。
「足元が見えにくくて、階段や段差が怖い」
「急に後ろにひっくり返りそうになる」
「パーキンソン病と言われたけれど、なんだか症状が違う気がする」
そんな不安を抱えていませんか?
PSPはパーキンソン病と似た症状がありますが、 「目の動き」と「バランスの崩れ方」 に大きな特徴があります。
今回は、PSP特有の視覚トラブルと、 転倒を防ぐための「環境設定のコツ」について、最新の医学エビデンスを交えて解説します!🔥
1. PSPの歩きにくさには「目の階段」がある!
PSPの方の歩きにくさは、筋力だけの問題ではありません。 脳の「目を動かす司令塔」がダメージを受けることで、独特のステップを辿ります(※1, 2)。
【ステップ1】下が見にくい「下方注視麻痺」 💤
PSPの最も大きな特徴は、意識して「下を見る」ことが難しくなることです。 歩いている時に自分の足元や、床にある段差が視界に入りにくくなります。
【ステップ2】視野が狭くなる「トンネル視界」 🌀
「横や下を向くために目を動かすのではなく、首や体ごと動かしてしまう」 時期です。 目が動かない分、周囲の状況を把握するのが遅れ、とっさの動きに対応できなくなります。
【ステップ3】直立不動のバランス崩壊 😱
専門用語で「体幹ジストニア」と呼びますが、 体が後ろに反りやすくなり、まるで「棒が倒れるように」後ろへ転倒しやすくなります。 視覚による情報の修正がきかないため、一度バランスを崩すと止まるのが困難です。

2. 魔法のスイッチ「垂直性の視覚」ってなに?
私たちは無意識に、目で見た「垂直(まっすぐ)」や「水平」を頼りにバランスをとっています。 PSPの方は、この脳内にある 「垂直の基準」 が狂いやすいことが研究で分かっています(※3, 4)。
🚢 イメージで例えるなら… 🚢
体は「帆を立てた船」、目は「水平線を見るセンサー」です。
センサーが故障して水平線が見えないと、
船(体)がどれくらい傾いているか分からず、
突然グラッと倒れてしまいますよね。
この視覚の不自由さが、「すくみ足」や「後ろへの突進」をより強くさせてしまう正体なのです!😱
3. なぜ「環境設定」がリハビリと同じくらい重要か?
リハビリで体を鍛えるのと同時に、 「見えにくさ」を補う工夫をすることが、命を守ることに直結します。 研究(※5, 6)では、PSPの方は視覚情報の処理に時間がかかるため、 「迷わせない環境作り」 が転倒予防に極めて有効とされています(※7)。
お家の中を少し工夫するだけで、脳が「あ、ここなら安全だ」と安心し、 ガチガチだった体の緊張が少し和らぐことがあります。 つまり、「見える工夫=脳の安心=スムーズな動き」 というサイクルが生まれます!✨
4. マヒリハが提案する「視覚と安全」の環境設定コツ
私たちマヒリハでは、身体機能の訓練だけでなく、生活環境のアドバイスを重視します。
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「色」のコントラストで足元を強調する 床と段差の区別がつくよう、段差の縁に明るい色のテープを貼ります。 PSPの方は「影」を段差と見間違えることもあるため、照明の配置も調整します。
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首を動かさない「アイレベル」の調整 下を見るのが大変なので、 食事のトレイを高くしたり、 よく使う棚の物を「目線の高さ」に集めたりして、 無理に首を反らさなくても良い工夫を伝授します(※8)。
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「プリズム眼鏡」や専門的な視覚補助 必要に応じて、視線を下に向きやすくする「プリズム眼鏡」の検討など、 専門医と連携したアドバイスを行います。 これが、転倒のリスクを劇的に下げる近道です!

5. まとめ|目と体、環境はすべて繋がっている!
「足が動かないから足だけを鍛える」 それではPSPのリハビリは不十分です。 医学文献(※9, 10)は「視覚機能への介入と環境調整が、PSP患者の自立度を保つために不可欠である」と証明しています。
「原因不明の転倒が増えてきた」 「目つきが以前と変わって、表情が固く見える」 そんな方は、足元だけでなく「見え方」と「環境」に目を向けてみてください。
私たちマヒリハのスペシャリストが、 あなたの脳と環境のネットワークを最新の科学で繋ぎ直します!😊💪
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「PSPと言われたけれど、どう環境を整えればいいの?」
そう思ったら、ぜひ一度マヒリハにご相談ください!
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【参考文献】
(※1) Steele J, et al. Progressive supranuclear palsy. A heterogeneous degeneration involving the brain stem, basal ganglia and cerebellum. Arch Neurol. 1964.
(※2) Williams DR, Lees AJ. Progressive supranuclear palsy: clinicopathological concepts and diagnostic challenges. Lancet Neurol. 2009.
(※3) Zampieri C, Di Fabio RP. Balance and eye movement training to improve gait in people with progressive supranuclear palsy: quasi-experimental clinical trial. Phys Ther. 2008.
(※4) Bhidayasiri R, et al. Pathophysiology of brainstem eye movement disorders in progressive supranuclear palsy. Ann N Y Acad Sci. 2005.
(※5) Whitwell JL, et al. Imaging correlates of the progressive supranuclear palsy syndrome. Parkinsonism Relat Disord. 2017.
(※6) 進行性核上性麻痺(PSP)診療ガイドライン 2020.
(※7) Liao K, et al. Vestibulo-ocular reflex and its interactions with macular and saccadic eye movements in progressive supranuclear palsy. J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2008.
(※8) Di Fabio RP, et al. Eye movements as a predictor of fall risk in progressive supranuclear palsy. Mov Disord. 2008.
(※9) Armstrong MJ. Progressive Supranuclear Palsy. Continuum (Minneap Minn). 2016.
(※10) Stamelou M, et al. A review of progressive supranuclear palsy. 2010.
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