血栓を溶かす!?脳梗塞で使用するワーファリンとは?
こんにちは!
マヒリハの佐藤です🌞
年齢を重ねるにつれ、脳梗塞に限らず、若い方でもなにか病気や怪我を抱えていると薬を服用する機会も多いと思います。
そこで今回は、脳梗塞の方に多く使用されているワーファリンについて解説していきます。
①作用
心不全では心臓のポンプ機能が弱いために血液の流れが悪くなり、血の固まり(血栓)ができやすい状態にありま す。
また、心房細動のような不整脈でも血栓はできやすくなっています。
血栓が心臓や脳で血管を詰まらせると心筋梗塞や脳梗塞になる恐れがあります。
血液を固めるために重要な働きをしている成分(凝固因子)は生成するときにビタミンKを必要とするものもあります。
ワーファリンはこのビタミンKの働きを抑えて 血管内で血液が固まるのを防ぐお薬です。
②副作用
・出血傾向(鼻血、歯ぐきからの出血、皮膚の内出血など)
③注意事項
・けがをしない生活をこころがけましょう!
ワーファリン服用中は血が止まりにくくなっています。歯磨きやひげ剃りの際も注意しましょう。
・ワーファリンを飲んでいることを伝えてください。
一緒に服用したほかの薬により、ワーファリンの効果が強くなったり弱くなったりすることがありますので、他の薬も指示通りに服用してださい。
また、他の医師を受診するときや薬局で薬を購入するとき、手術・歯を抜くときはワーファリンを服用していることを必ず伝えてくだい。
ワーファリンの副作用
・飲み方
人によって効き方が異なり、服用する量などの個人差が大きい薬です。血液検査によって、最適なワーファリンの量が決められます。
・食物との相互作用
納豆やクロレラ、青汁はビタミンKが多く含まれており、ワーファリンの作用を弱めるため食べないで下さい。
またパセリ 、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑色野菜もビタミンKが比較的多く含まれています。
一度に大量に摂取することはやめて下さい。
まとめ
ワーファリンは、血栓予防、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも使用されます。
服用の条件もいくつかありますので、確認しつつ服用することが大切です!
ブログ監修者
脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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