【認定理学療法士が解説!!】パーキンソン病の振戦とは?
こんにちは!
マヒリハの原田です。
本日はパーキンソンの症状である振戦について解説していきます!
パーキンソン病の症状「振戦」
パーキンソン病の症状「振戦」と間違えやすい病気
パーキンソン病の症状「振戦」と間違えやすい病気に、本態性振戦(ほんたいせいしんせん)という病気があります。
この2つの病気の代表的な症状は「ふるえ(振戦)」ですが、比較すると異なる部分があります。きちんと見分けてから、治療を始めることが重要です。
①ふるえ方
パーキンソン病:じっとしているときにみられる
本態性振戦:動きに連動しておきる
②ふるえの速さ
パーキンソン病:ゆっくり遅い
本態性振戦:速く小刻み
③好発年齢
パーキンソン病:40~70歳に多い
本態性振戦:中年以降に多いが、発症年齢は10~80歳と幅広い
④原因
パーキンソン病:脳の神経細胞の変性
本態性振戦:不明
⑤好発部位
パーキンソン病:手、足
本態性振戦:手、頭、顎、声
パーキンソン病の症状「振戦」かもしれないと思ったら
パーキンソン病の症状「振戦」かもしれないと思ったら、神経内科を受診しましょう。
また、問診やいくつかの検査を経てパーキンソン病と診断されたら、治療が長期に及ぶ可能性があります。
パーキンソン病では、症状の進行速度をいかに緩めるかが重要になります。日常生活で取り入れると良いとされている生活習慣に以下のようなものがあります。
・適度な運動をする
・ストレスをためない
・1日に2~3杯のコーヒーを飲む
・栄養のバランスの取れた食事をとる
・楽しい時間を過ごして、ドーパミンを増やす🌞
まとめ
「振戦」に早く気づいて治療を開始すれば、進行速度を遅らせる事が可能です。
そして、パーキンソン病という病気は、適切な治療を受けることがとても重要になります。
なにか不安なことがあったらまずは、病院に受診することが大切です!