バランスの安定と固定とは? 脳梗塞後のバランスについて!

こんにちは!

マヒリハの佐藤です🌞

皆さん、日常生活の中でバランスが悪いと感じたことはないですか?

また、リハビリの中でバランス訓練をすることも多いと思います!

ですが、そもそもバランスとは何でしょうか?

そこで今回は、バランスについて簡単に説明していきます!

バランスにおける安定と固定

バランスには簡単に分けると安定と固定があります。

 安定とは、各関節や筋肉が柔らかい状態であり、様々な姿勢や動きに対応できることです! 固定とは、各姿勢や動きのなかで関節や筋肉を止める、固めることで安定性を高めている状態のことです! 

内容を見るとどちらも安定性はありますが、安定性がある中でも柔軟に姿勢や動きを切り替えることができるかという点が大きく異なります。

ここに関わる要素は、重心や姿勢のコントロール、感覚情報(目で見たり、足が地に付く感覚)など多くの神経的なものや筋肉が関与しています。

例えば立っている状態でのバランスでは、本来立っている際は、前後左右へ数ミリ~数センチの幅で常に体が動き揺れています。

この揺れは、前後左右に動くことで足の裏からの情報を常に脳へ伝達できるようになっています。

また、その情報から姿勢をよりコントロールしやすくしています。

しかし、一定の位置・重心で姿勢を固定してしまうと、全身の筋肉の活動も一定となり局所的に筋肉の疲労や筋の緊張が高まり、姿勢の保持が難しくなります。

そのため、姿勢においては、固定ではなく安定した活動が非常に重要な項目になります。

安定を高めるリハビリとは?

運動

座っている姿勢や立っている姿勢で安定を高めるには、柔軟な体幹や手足の活動と傾きを正確に早く感知できることが大切です。

倒れない、傾かない様に1点で座ったり、固めて立つ活動は固定になりやすくわずかな姿勢の変化で大きくバランスを崩す可能性が高くなります。

柔軟な体幹や手足、特に体幹である脊柱(背骨)や肋骨の可動性があることで、姿勢が傾いた際に修正、調整する活動ができます。

バランスを高めるためには、特に体幹や中枢部(肩の周りや股関節)の柔軟性に対してリハビリを行うことが効果的となります。

もう1つのポイントが、傾きを正確かつ早く気づけることです。

実際に座っている姿勢や立っている姿勢は、歩いていたり、大きく体が傾いた際は、傾いたと認識している段階で姿勢の調整が開始されています。

これは目からの情報や前庭(耳にある傾きを感知する器官)の情報が、見ている景色と頭の傾きなどを合わせて倒れないための姿勢の調節を常に作用させています。

このことから、体が傾いたと感じてから意識的に姿勢を調整し始めては転倒のリスクが高くなります!

このように意識的にバランス、姿勢を調整し続けると体をいかに傾けない、バランスを保つかという活動が強くなり全身的に固定的な作用が強くなってしまいます。

実際のリハビリでは、体が前後左右へ傾いた瞬間に無意識での姿勢調整が行われることが必要です!

まとめ

体の動きは連続した姿勢の繋がりと言われることもあり、各姿勢における安定性が大切です。

特に脳卒中を発症され筋緊張のコントロールが難しい場合、固定的な姿勢を繰り返すことでより姿勢で使う筋の緊張や動作時の筋の緊張を変化、調整することが困難になります。

常に筋緊張を変化させられることが、姿勢の安定性を高めるポイントにもなります。

そのためには、リハビリの中で安定性を高めることが大切です!バランスに困っている方がいましたらぜひマヒリハにいらしてください。