【認定理学療法士監修】糖尿病と脳卒中の関係
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
こんにちは☀️マヒリハの岡田です。
今日は糖尿病と脳卒中の関係性についての記事になります。
- 血糖値が少し高いだけだから大丈夫。
- 薬を飲んでるから安心。
- 甘いものを控えればいいんでしょ?
そんなふうに思っていませんか?
実は、糖尿病は“静かに脳をむしばむ”病気だといわれています。
目に見える症状が出る前に、血管の中ではすでに重大な変化が始まっているかもしれません。
そして、その行き着く先のひとつが、**脳卒中(脳梗塞や脳出血)**です。
- 「糖尿病と脳の病気って、関係あるの?」
- 「なぜ糖尿病の人が脳卒中になりやすいの?」
- 「今からでも防げる方法はある?」
このブログでは、そんな疑問にわかりやすく、お答えします。
自分のために、家族のために、今日から始められる知識と対策を一緒に学びましょう。
糖尿病とは?
糖尿病は、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなる疾患です。主に以下の2つのタイプに分かれます:
種類 | 特徴 |
---|---|
1型糖尿病 | 自己免疫で膵臓のインスリンが作られなくなる |
2型糖尿病 | 生活習慣の影響でインスリンの効きが悪くなる(日本人の95%以上) |
脳卒中とは?
脳卒中は、脳の血流が障害されることで脳組織がダメージを受ける病気で、次の3種類に分類されます:
- 脳梗塞(血管が詰まる)← 糖尿病との関係が最も強い
- 脳出血(血管が破れる)
- くも膜下出血(脳動脈瘤の破裂)
糖尿病と脳卒中の深い関係
糖尿病がある人は、脳卒中の発症リスクが2〜4倍に上がるとされています。
その理由
要因 | 説明 |
---|---|
動脈硬化の促進 | 高血糖により血管が傷つきやすくなり、プラークが形成されやすくなる |
血液がドロドロになる | 血小板が活性化しやすく、血栓ができやすくなる |
高血圧や脂質異常症との合併 | 糖尿病患者の多くがこれらも併発し、脳卒中リスクが相乗的に増加 |
血管反応の低下 | インスリン抵抗性が血管拡張能力を落とし、脳への血流が不安定になる |
糖尿病による脳卒中の特徴
- 脳梗塞が多い(特にラクナ梗塞)
- 再発率が高い
- 若い年代でも起こりうる
- 一度起こると重症化しやすく、後遺症が残りやすい
脳卒中を防ぐ糖尿病対策
血糖コントロール
- HbA1cは7.0%未満を目標(ただし個人差あり)
- 毎日の食事・運動・服薬管理が基本
合併症の管理
- 高血圧:130/80 mmHg未満に保つ
- LDLコレステロール:100 mg/dL未満(動脈硬化性疾患がある場合は70未満)
薬物療法
- 抗血小板薬(アスピリンなど):再発予防に有効な場合あり
- SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬など、心血管疾患予防効果がある糖尿病治療薬も使用されることがある
当院独自の栄養プログラム
当院では『栄養のプログラム』を完備しています。
プロサッカー選手の長友選手がグローバルアンバサダーにもなっている『エステプロ・ラボ』の商品を取り扱っております。『エステプロ・ラボ』の商品は、原材料選定の段階から、最終製品化に至るまで、そのすべてのプロセスにおいて一切の妥協を排除しています。
『商品の質』と『安全性』最重視しているため安心してご利用いただけます。
加えて、食事のカウンセリングと栄養指導を行ない体質改善に向けた取り組みを行なっております。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
糖尿病の影響 | 血管がもろくなり、脳卒中の危険が高まる |
予防策 | 血糖・血圧・脂質のトリプル管理 |
重要性 | 発症前からの予防意識が未来を守るカギ |
脳卒中を防ぐためには、糖尿病のコントロールが重要なポイントの一つです。
リハビリと栄養を両立したい方は是非ともご連絡ください!
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