【認定理学療法士監修】脳卒中の再発を防ぐために🌱 ― 植物性たんぱく質の可能性
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
【脳卒中の再発を防ぐために】🌱 ― 植物性たんぱく質の可能性
こんにちは!
マヒリハの原田です。
脳卒中は一度発症すると、再発リスクが非常に高い病気です。
「5年で3人に1人、10年で2人に1人が再発する」と言われています。
でも大切なのは、ただ怯えて生活することではなく、正しい知識と実践でリスクを下げること。
今回はその中でも、最近注目されている 「植物性たんぱく質と脳卒中予防」 についてお話します。
📊 研究でわかってきたこと
2019年に発表された日本の大規模研究によると、
👉 大豆などに含まれる 植物性たんぱく質の摂取量が多い人ほど、心筋梗塞や脳卒中による死亡リスクが低い
という結果が出ています。
つまり、お肉中心よりも大豆など植物性たんぱく質をうまく取り入れることが、脳卒中の再発予防にもつながる可能性があるわけです。
📖 参考文献:
Budhathoki S, Sawada N, Iwasaki M, et al. Association of Animal and Plant Protein Intake With All-Cause and Cause-Specific Mortality in a Japanese Cohort. JAMA Intern Med. 2019.
🍽️ 植物性たんぱく質とは?
主に 大豆製品や穀物 に多く含まれています。
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豆腐1丁:20g
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生揚げ1丁:20g
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油揚げ1枚:5.5g
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納豆1パック:6.6g
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調製豆乳1杯(200ml):6.4g
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そば100g:12g
「和食」に自然と取り入れられているのが嬉しいですね。
✅ どのくらい摂取すればいいの?
研究では、
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1日30g未満の人に比べて
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1日39g以上摂取していた人は
👉 脳卒中の発症率が約40%低かった と報告されています。
ただし注意点もあります👇
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過剰なたんぱく質摂取は腎機能に負担をかけることがあります。
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納豆などは抗凝固薬(ワーファリン等)との相性に注意が必要です。
「いい食べ物でも、体に合わせたバランスが大切」ということです。
🌟 マヒリハ流まとめ
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脳卒中は再発率が高い病気(10年で約半数)
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植物性たんぱく質を多く摂る人は死亡リスクが低いという研究結果がある
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1日39gを目安に大豆製品を上手に活用
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腎機能や薬との相互作用にも注意
リハビリと同じくらい大切なのが、食事や生活習慣の見直しです。
🌱 おわりに
脳卒中は一度起きると「再発しないように」という思いが常につきまといます。
ですが、それを「恐れ」ではなく「予防のチャンス」として捉えることが大切です。
私たちマヒリハは、質の高いリハビリと再発予防の両輪でサポートしています。
せっかく積み上げた努力を水の泡にしないために、食事・運動・生活習慣まで一緒に考えていきましょう。
なにか不安や疑問があれば、ぜひマヒリハにご相談ください。
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