【脳梗塞後のリハビリ】効果的な自主練習とは?やってはいけない3つの落とし穴
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

こんにちは!
マヒリハの原田です🌞
今回は、脳梗塞(脳卒中)後のリハビリにおける**「自主練習の重要性」**と、避けたい落とし穴3つについて詳しく解説します。

自主練習は「やり方」が命!
脳梗塞後のリハビリは、病院でのセラピストとの訓練だけでなく、日常生活の中でいかに練習を継続できるかが鍵になります。
1日24時間のうち、実際にリハビリを受ける時間はごくわずか。
それ以外の時間を「ただ過ごす」のか、「意味のある時間」にするのかで、回復の差は大きく広がります。
ただし…やり方次第で逆効果になることも
自主練習はとても重要ですが、間違ったやり方や目的のない実施は、逆にリハビリ効果を妨げてしまうこともあります。
今回は、実際によくある「もったいない自主練習」3選をご紹介します。
これから自主練習を始める方も、すでに取り組んでいる方も、ぜひ一度見直してみてください。
やってはいけない自主練習①:目的なく、ただやっている
❌ 自主練習が「作業」になっていませんか?
「とにかく何かやらなきゃ」と、内容や目的を理解しないまま体操や運動を続けていませんか?
これは非常にもったいないことです。
✅ 大切なのは「なぜやるのか?」を理解すること
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この運動は、何のためにやっているのか?
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どんな効果や変化を期待しているのか?
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今の自分の状態に合っているのか?
これらが曖昧なままだと、途中で「意味あるのかな?」と疑問を感じ、継続が難しくなることもあります。
🔍 見直しのサイン
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「この運動、何のためにやってるんだっけ?」と自問してみる
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答えがすぐ出てこないなら、見直しや相談のタイミングかもしれません
やってはいけない自主練習②:痛みや違和感があっても無理に続ける
❌ 「痛みがあっても頑張らなきゃ」はNG!
「少しくらい痛くても、動かさなきゃ」と思っていませんか?
確かに、ある程度の負荷は必要です。でも、身体の異常サインを無視するのは危険です。
✅ 痛みや違和感は、身体からの「メッセージ」
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その違和感は、良い反応?悪い反応?
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「前はなかったのに今日突然痛い」などの予測外の反応は要注意!
🔄 セラピストに相談を
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セラピストは「負荷量の調整」や「運動内容の変更」によって、痛みを回避しつつ効果を出すプロです。
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少しでも不安があれば、無理せず相談することが回復への近道です!
やってはいけない自主練習③:他人のサポートが前提になっている
❌ 一人ではできない練習ばかりでは、続かない
「この練習、毎回家族に手伝ってもらわないとできない…」
「準備が面倒で、結局やらなくなる…」
こういった練習メニューは、継続のハードルが高く、習慣化しづらいです。
✅ 自分一人でできる練習がベース
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手助けが必要な練習は、必要最低限にとどめるのがポイント。
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「手軽さ」や「習慣化しやすさ」も、自主練習を設計するうえでとても重要です。
🤝 どうしてもサポートが必要な場合は…
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「○○のためにどうしても必要」と目的が明確で、効果が高い練習に絞りましょう。
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ご家族や介助者と一緒にゴールを共有することで、協力も得やすくなります。
まとめ|自主練習は「質」と「意味づけ」で効果が変わる!
自主練習に取り組むことは素晴らしいことです。
しかし、「やればいい」という意識では、リハビリの成果に結びつかないことも多くあります。
☑ 自主練習を見直す3つの視点
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目的を理解しているか?
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痛みや違和感は無視していないか?
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一人で継続できるメニューか?
☘️ ご自身やご家族の不安に寄り添うサポートを
「この練習、本当に効果あるの?」
「最近、変化を感じないけど大丈夫?」
そんな不安やモヤモヤがあるときこそ、リハビリの見直しが回復のチャンスです。
マヒリハでは、一人ひとりの状態や生活に合わせたオーダーメイドの自主練習プログラムをご提案しています。
どうぞお気軽にご相談ください😊

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