【認定理学療法士監修】文字が小さくなる…?それ、もしかして「小字症」かもしれません。

ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)

脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

【認定理学療法士監修】文字が小さくなる…?それ、もしかして「小字症」かもしれません。

こんにちは!
マヒリハの原田です🌞

今回は、パーキンソン病の方に見られる「小字症(しょうじしょう)」について、リハビリ視点からわかりやすく解説していきます。

✏️ 小字症とは?書けるけど、思うように書けない。

パーキンソン病の症状のひとつに「無動」があります。
小字症は、その無動の一種。動きが徐々に鈍くなることで、文字を書く動作にも支障が出てくるんです。

こんなこと、思い当たりませんか?

  • 「最初は普通の大きさで書いていたのに、だんだん小さくなる」

  • 「自分では普通に書いているつもりなのに、他人から“読めないくらい小さい”と言われる」

これらはまさに、小字症の典型的なサインです。

🧠 小字症の背景にあるのは「ドーパミン不足」

パーキンソン病は、脳内のドーパミンという神経伝達物質が減少することで起こります。

ドーパミンは、私たちの「動く」という命令をスムーズに伝える大事なメッセンジャー。
それが足りなくなると、身体のあちこちにさまざまな“動きにくさ”が出てきます。

そのひとつが、小さな文字になってしまう「小字症」。
特に、字を書くという細かくて繊細な動きにはドーパミンの働きが欠かせません。

💊 小字症の治療は薬だけじゃない!

小字症へのアプローチは、薬物療法とリハビリテーションの併用が基本です。

ただし、薬は万能ではありません。
最初は効いていた薬も、進行とともに効きが悪くなることも…。

だからこそ、リハビリによるアプローチが重要なんです。
薬に頼りすぎず、自分の「動かす力」を引き出していくこと。それが目指すべき形です。

📝 小字症のリハビリ、どうやってやるの?

小字症に特化したリハビリでは、以下のような方法があります👇

① 原稿用紙を使った“マス目トレーニング”

1文字ずつ、枠に収めるよう意識して書く
それだけで、「文字の大きさを意識する力」が鍛えられます。

慣れてきたら、文章を書いてみましょう。
ポイントは「目線を先に送る」こと。
動作の“予告”を脳に与えることで、文字の縮小を防ぎやすくなります。

② 音楽に合わせて書く「CALLIROBICS(カリロビクス)」

ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、音楽と書字を組み合わせたリハビリ法です。

音楽に合わせて筆を動かすことで、リズムの力を借りてスムーズな動きを引き出すのが狙い。

パーキンソン病の方には、リズム刺激がとても有効だというデータもあります。
まさに“楽しみながらトレーニング”できる新しいアプローチです!

💡「書くこと」は生活の一部。だからこそ、諦めないで。

メモを取る。名前を書く。買い物リストをつくる。
これらはすべて、日常に欠かせない“書く行為”です。

「小字症だからもう仕方ない」ではなく、**「できることを増やすための一歩」**としてリハビリに取り組んでみましょう。

続けることで、文字を書くことが「不安」から「習慣」に変わることも珍しくありません。

🧑‍⚕️ 困ったときは、専門家に相談を!

「書けなくなった」
「人から指摘されるようになった」

そんなときは、一人で抱え込まずに、ぜひ医師や理学療法士、作業療法士などの専門家に相談してくださいね。

きっと、今の状態に合った方法を一緒に考えてくれるはずです。

✍️ まとめ

  • 小字症は無動の一種で、「文字が小さくなる」症状

  • ドーパミン不足により指先の細かい動きが難しくなる

  • 原稿用紙やCALLIROBICSなどで書字リハビリが可能

  • 継続することで改善が期待できる

  • 困ったら専門家と連携を!

「字が小さくなる」の裏には、病気のせいで体がうまく動かないという理由が隠れていることがあります。

どうか、“その人らしい生活”を取り戻すために。
一歩ずつ、前向きに取り組んでいきましょう!

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