【認定理学療法士監修】【若さの死角】脳の中に眠る「迷路」の正体。20代・40代が知っておくべき血管のヒミツ

ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)

脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

こんにちは!マヒリハの原田です🌞

「脳梗塞や脳出血って、高齢の方の病気でしょ?」 もし、あなたがそう思っているなら……今日のブログは少しだけ背中がゾクッとするかもしれません。

実は、10代や20代、働き盛りの世代にも「突然」襲いかかる脳のトラブルがあります。その黒幕の名は、脳動静脈奇形(AVM)

今回は、脳の中に作られた「危険な近道」のお話です。

1. 脳の中に現れた「ショートカット・コース」

私たちの体は、心臓から送られた栄養たっぷりの「動脈」が、細い「毛細血管」を通って細胞に栄養を届け、ゴミを回収して「静脈」で戻るというルールがあります。

しかし、AVM(脳動静脈奇形)はこのルールを無視します。 動脈と静脈が、毛細血管を通らずに、異常な血管の塊(ナイダス)を通ってダイレクトに繋がってしまうのです。

たとえるなら、細い路地を通るべき猛スピードのスポーツカーが、近道をするために未舗装の細い土手道を爆走しているような状態。いつ道が崩れてもおかしくない、非常にスリリングな状況なのです。

2. 「無症状」という名の仮面

この病気の恐ろしいところは、「爆発するまで、そこに居ることに気づかない」ことがほとんどだという点です。

  • 最大のきっかけは「出血」: 20代〜40代で突然起こる脳出血やくも膜下出血。その背景には、このAVMが潜んでいることが少なくありません。

  • 脳が震える「けいれん」: 手足がピクピクしたり、突然倒れたり。てんかんのような症状で検査をして、初めて見つかるケースも3〜4割あります。

  • 耳元で鳴る「謎の音」: 「心臓の音に合わせて、頭の中でザッザッと音がする……」。これは大きなAVMが血流を乱しているサインかもしれません。

3. もし見つかったら?「全摘出」が理想のゴール

「脳の血管の塊」なんて聞くと怖くなりますが、医療は進化しています。

一番の理想は、手術で完全に摘出すること。 特に再出血の可能性が高い若い方には、予防の意味でも全摘出が推奨されることが多いです。

ただ、脳の深い場所にあったり、サイズが大きかったりする場合は、無理にメスを入れません。 そんな時は「ガンマナイフ」という放射線のビームで、切らずにAVMを焼き固める治療法もあります。あなたの脳に合わせた「オーダーメイドの作戦」が立てられるのです。

4. 私たちがリハビリで伝えたいこと

マヒリハには、このAVMが原因で脳出血を経験された方もリハビリに来られています。 「もっと早く知っていれば」と悔やむ声も聞きますが、私はこうお伝えしています。

「病気を知った今この瞬間が、これからの人生で一番若い時。ここからが新しい体との付き合い方のスタートです」

AVMは、新生児に見つかる特殊なもの(ガレン大静脈瘤)から、大人になって見つかるものまで様々です。 「てんかんと言われているけれど、脳の詳しい検査はしたことがない」「家族に若くして脳出血した人がいる」……そんな方は、一度脳ドックを受けてみるのも、自分への大きなプレゼントになります。

まとめ:あなたの「当たり前」を守るために

脳動静脈奇形は、確かに怖い病気です。でも、正しく知れば怖がりすぎる必要はありません。

もし、ご自身や大切な方の体に不安があるのなら、お気軽に「マヒリハ」へご相談ください。 私たちは、リハビリの技術だけでなく、皆さんの「不安を安心に変える」パートナーでありたいと思っています!(^o^)

ご予約はお電話、LINE、予約フォームからどうぞ

所在地 〒277-0871
千葉県柏市若柴226-42
中央144街区2 KOIL GARDEN 2F Google Map
受付時間 月、火、水、木、土9:30~18:30
電話番号 04-7197-5090
定休日 日、金、祝