脳梗塞を経験した方々が抱える疑問や不安、そしてリハビリプログラムに対する期待。これらは一般的でありながらも、重要な問題です。脳梗塞は、生活に大きな影響を及ぼす深刻な状態であり、リハビリプログラムは回復への鍵を握る要素となります。

一方でどのようなリハビリプログラムを行えば良いのかを解説した記事はあまりみられません。

そこで、この記事では、リハビリプログラムの基本的な概念や重要性、そして適切なプログラムを選択する際のポイントについて探ってみたいと思います。

また、脳梗塞と脳出血は脳卒中と総称して説明されることが多く、基本的には退院後の流れも同様となることが多いので、脳出血の方もご参考にしてみてください！

リハビリプログラムの概念と重要性

脳梗塞後のリハビリプログラムは、患者様が回復し、日常生活に戻るための不可欠なプロセスです。このプログラムは、患者様の体力や機能を改善させ、再発を防ぐためのサポートを提供すると同時に、精神面や社会参加も目指します。

リハビリの効果を最大限に引き出すためには、『定期的な評価』と『その時のお体に合わせたリハビリ内容の変更』が不可欠です。患者様の状態やニーズは変化するため、プログラムも柔軟に調整される必要があります。

患者様のお体の状態や、生活でのお悩みなどを定期的に評価し、リハビリ内容を随時変更しながら行なっていきます。これにより、患者様はより効果的なリハビリを受けることができ、効率良く改善していくことが期待されます。

当院で実際に行なっていること

定期的な評価

チェックシートを用いて定期的な評価とリハビリの進捗状況の確認を行なっております。また、必要に応じて写真や動画を用いながら改善具合のチェックを行ういます。

今ご自身がどういう状態で目標までどのくらいの位置にいるのかを確認しながら行うため、安心して進めることが可能です。

オーダーメイドのリハビリ

その時のお体の状態に合わせて、一回一回リハビリ内容を変更しながら行なっていきます。

そのため毎回同じトレーニングやストレッチを行うことはありません。

加えて自主練習についてはお体に合わせて随時変更していき、LINEなどを用いて動画を共有しお家でも行なってもらっています。

リハビリ内容などはYouTubeでも公開していますのでご確認いただければと思います。

まとめ

脳梗塞や脳出血後の『リハビリプログラムの重要性』と『選択のポイント』を説明させていただきました。

定期的な評価とオーダーメイドのリハビリが効果的であり、その結果につながります。

最近リハビリ内容に変化がないなあと思った方は、自費リハビリも検討してみてはいかがでしょうか。