3つのステップで理解する!脳梗塞リハビリの期間について

こんにちは、マヒリハの原田です!

脳梗塞や脳出血は突然の出来事であり、その後のリハビリテーションに対する理解は不十分な場合があります。

この記事では、脳梗塞後のリハビリの期間に関する疑問を3つのステップで解説します。

脳梗塞を経験した人やその家族が直面する状況に焦点を当て、リハビリテーションが生活に与える影響についてお伝えいたします!

また、脳梗塞と脳出血は脳卒中と総称して説明されることが多く、基本的には退院後の流れも同様となることが多いので、脳出血の方もご参考にしてみてください!

脳梗塞のおじさん

1.脳梗塞リハビリの期間はどう決まる?

脳梗塞リハビリの期間は、脳梗塞後の患者がリハビリテーションプログラムに取り組む期間を指します。

この期間は個々の症例によって異なりますが、一般的には数週間から数か月に及ぶことがあります。

日本では脳梗塞で公的医療保険が適用となるリハビリは、『発症から最大180日まで』と期限があります。

脳梗塞の重症度や患者の個別の状態によっても期間は異なります。

医師やリハビリテーション専門家との相談を通じて、適切なリハビリ期間を設定することが重要です。

発症から退院後までの流れ

2.脳梗塞リハビリの期間はどのくらいかかるのか?

リハビリの期間は患者様の状態に応じて変動します。一般的には数週間から数か月に及ぶ場合が多いです。

脳梗塞を発症後、約2週間までを「急性期」と呼び、約2週間〜3ヶ月を「回復期」と呼ぶことが多くあります。

この間に行われるリハビリは、機能の改善を目的としたものになり、公的医療保険が適用されます。

また、近年の脳梗塞の平均在院日数(入院している日数)は78. 2日となっております。

退院患者の平均在院日数

上記の資料は比較的マヒが軽い方から重い方までを含めた平均値になります。

マヒの重い方などは、保険が適用となる発症から180日ギリギリまで入院される方が多くいらっしゃいます。

3.脳梗塞リハビリの期間中の進捗には何が影響しますか?

脳梗塞リハビリの期間中の進捗には、患者様の年齢、健康状態、脳梗塞の重症度、リハビリの開始時期などが影響します。

また、リハビリテーションプログラムの質や専門知識、患者様の積極的な参加も重要です。

特に脳梗塞の方は、症状も千差万別で一人一人に行うリハビリは異なります。その方のお体の問題点や目標に合わせてリハビリを変化させる必要があります。

ただ筋トレを行っていても良くなりません。むしろ筋緊張を高めてしまうなどのリスクの方が大きいです。

まとめ

脳梗塞後のリハビリテーションは、患者様の機能を最大限改善し、生活の質を向上させる重要なプロセスです。

そのため、リハビリの期間は個々の状態やリハビリの進捗状況に応じて異なります。

ご自身のお体の問題点に合わせて適切なリハビリを行うことが成功の鍵となります。

今、どんなことを目標にリハビリを行なっているのかを、リハビリ担当者に随時聞きながら行なっていきましょう。