【認定理学療法士監修!】脳梗塞のリハビリと再発予防〜ストレスと自律神経系〜
こんにちはマヒリハの原田です!
利用者様を担当していると、脳梗塞や脳出血により ストレスを感じていらっしゃる方 が多くいらっしゃるように感じます。
そして、『自律神経系が乱れているのではないか?』という方も存在します。
そこで、今日は自律神経について紹介させていただきます!
自律神経障害とは?その原因と対策
自律神経障害は、自律神経系に問題が生じる状態を指します。
自律神経系は私たちの体の無意識の機能を制御する重要な神経系であり、心拍、血圧、呼吸、消化などを調整しています。
また、このシステムは交感神経と副交感神経の二つから成り立っております。
そして、それぞれが体の「活動」と「休息」を司っています。
主な症状
自律神経障害の症状は多岐にわたりますが、以下のようなものが代表的です。
- 心拍の異常 :心拍数が速くなったり遅くなったりすることがあります。例えば、特に理由もなく心臓がドキドキすることがあります。
- 血圧の変動 :立ち上がると急に血圧が下がり、めまいやふらつきを感じることがあります。これは「起立性低血圧」と呼ばれます。
- 消化不良 :胃もたれや便秘、下痢などの消化器系の不調が起こりやすくなります。
- 発汗の異常 :過度に汗をかく、または全く汗をかかないことがあります。これは体温調節の問題から起こります。
- 疲れやすさ :特に理由もなく疲労感が強く、日常生活に支障をきたすことがあります。
原因は何?
自律神経障害の原因は多岐にわたります。以下にその主な原因を挙げます。
- ストレス :心身の過度なストレスが原因で自律神経のバランスが崩れることがあります。長期間にわたる精神的なプレッシャーや脳卒中によるストレスが影響を及ぼします。
- 生活習慣 :不規則な生活や睡眠不足、過度なアルコール摂取や喫煙なども自律神経に悪影響を及ぼします。
- 病気 :脳卒中、糖尿病、甲状腺の異常、パーキンソン病などの疾患が原因となることがあります。これらの病気は自律神経の機能に直接影響を与えることがあります。
- 薬物の副作用 :特定の薬の使用が自律神経障害を引き起こすことがあります。特に精神科の薬や降圧薬などが関与することが多いです。
対策と治療法
自律神経障害の治療法は原因や症状に応じて異なりますが、以下の方法が一般的です。
- 生活習慣の改善 :規則正しい生活、十分な睡眠、バランスの取れた食事が基本です。特に『睡眠』は自律神経の調整に非常に重要です。
- ストレス管理 :リラクゼーション、運動、趣味などでストレスを減少させることが有効です。ヨガや瞑想、ウォーキングなどが推奨されます。
- 薬物療法 :症状を和らげるための薬が処方されることがあります。医師と相談し、適切な薬を使用することが大切です。
- 心理療法 :カウンセリングや心理療法で心の健康をサポートすることも重要です。専門家の助けを借りることで、ストレスや不安を軽減することができます。
自律神経障害は多くの要因が絡み合うため、専門医による診断と治療が必要です。
最後に
最後に
脳梗塞や脳出血によるストレスが自立神経系に影響を及ぼすこともあります。
なので、症状が気になる場合は、早めに医療機関を受診し、適切な対策を講じることが大切です。
また、リフレッシュのためにもリハビリに励むこともおすすめです。
リハビリを行いたいなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
ブログ監修者
脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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