【あなたのお家は大丈夫?】 脳梗塞・脳出血 退院後の生活で注意すべきこと3選

こんにちは、マヒリハの佐藤です!

脳梗塞や脳出血は突然の出来事です。

リハビリについては段々情報も増えてきました。

一方で、ご自宅で過ごす際に気をつけることについてはまだまだ情報が少ないです。

そこで今回は『ご自宅で生活する際に注意すべきこと』について解説していきます!

階段

注意すべきこと

ご家庭での生活では、安全性と快適さを整えることが非常に重要です。

安全に日常生活を送ることでケガのリスクを少なくし、快適に行えることで生活の質を上げましょう。

脳梗塞のリハビリはこちらご参照ください。

脳梗塞・脳出血のリハビリを解説

【認定理学療法士が監修】脳梗塞のリハビリについて解説!

1.安全性の確保

まず、家庭環境での注意すべき点は、『安全性を確保すること』が重要です。例としては、手すりや滑り止めの敷物などを設置することが重要です。

また、階段や浴室などの危険な場所では特に重要です。患者さんが安全に移動できるような工夫が必要です。ご家族や介護される方は、可能な限り事故や怪我を防ぐために、環境の改善に努める必要があります。

2.生活導線の改善

生活導線を簡便にすることも大切です。

例えば、『家具の配置を調整して歩行の邪魔にならない』ようにしたり、『必要なものが手の届く範囲に置いたりすること』が重要です。

乾燥機付き洗濯機

3.家事の手間を省く

また、家事を行う場合は手間を省く工夫も重要です。

例えば、乾燥機付き洗濯機にすることで洗濯物を干す手間を省くなどです。一方で、家事動作はリハビリにもなります。リハビリとして難易度に合った家具を選ぶことも一つの選択肢になります。

しかし、余程の余裕がない限りは『楽に行えるかどうかを重視して家電などを選択すること』をオススメします。

忘れがちなこと-ご家族の理解-

環境整備で大事なことではありませんが、『ご家族の理解』も非常に重要です。

脳梗塞や脳出血になられた方は、まだ障害を受容されていない方もいらっしゃいます。リハビリに対して悲観的になってしまっている方などもいらっしゃいます。

そういった方に対して、まずはしっかりと話を聞き、理解してあげましょう

そうすることで前向きになれたり、意欲的になられる方もいらっしゃいます。

退院後も焦らずにまずは生活に慣れていくことからオススメしています。

理解すること

最後に

今回は『ご自宅で生活する際に注意すべきこと』について解説させていただきました。

退院後も焦らずにまずは生活の基盤を整えていくことをオススメします。

また、前向きになれない方の中には、今後どうなっていくのか希望が持てずに前向きになれない方もいらっしゃいます。

そういった方の中には、『お体にどんな問題があり、どんなリハビリが必要で、どれくらいのお体を目指すことができるのかを知ること』で前向きになれる方もいらっしゃいます。

その点に対しては、当院でもお力添えできる部分ですので、お気軽にご相談くださいませ。