【認定理学療法士が解説】自宅での自主リハビリのメリット・デメリット
こんにちは、マヒリハの原田です!
脳梗塞や脳出血は突然の出来事であり、その後のリハビリテーションに対する理解は不十分な場合があります。
リハビリについては段々情報も増えてきましたが、お家での自主リハビリについてはまだまだ情報が少ないです。
そこで今回は『ご自宅での自主リハビリのメリットとデメリット』について解説していきます!
また、脳梗塞と脳出血は脳卒中と総称して説明されることが多く、基本的には退院後の流れも同様となることが多いので、脳出血の方もご参考にしてみてください!
脳梗塞リハビリの基本の考え方
脳梗塞のリハビリは非常に重要です。
なぜなら、脳梗塞は脳にダメージを与え、その部位に応じて機能が損なわれるからです。しかし、リハビリは機能を回復させるだけでなく、患者さんが日常生活に戻り、生活の質を向上させることが最終的な目的になります。
リハビリについては以下のブログなどで解説していますのでご参照ください!
家庭での自主リハビリのメリットとデメリット
脳梗塞のリハビリの目的は、患者さんの機能を最大限に改善させ、『自立して日常生活を送れるようにすること』を目指すことです。
家庭でのリハビリのメリット
家庭でのリハビリにはいくつかの利点があります。
まず、家庭でのリハビリはご自宅でリハビリを行うことができるため、実際の生活環境でのリハビリが可能です。
また、家族や介護者のサポートが得られるため、リハビリの成果を促進することができます。
さらに、『通院の必要がない』ため、交通や時間の制約がなくリハビリを行うことができます。
家庭でのリハビリのデメリット
家庭でのリハビリのデメリットは、専門家の指導がないため効果が不十分であることが多くあります。また、今ではYouTubeなどのSNSで自主練習動画が多数掲載されていますが、『ご自身のお体の問題に合っているかどうか』まで判断することは難しいです。
またお家での環境は先ほど述べたようなメリットがある反面、運動を継続する意欲が低下しやすいです。
そして最大のデメリットは、間違った運動が筋緊張などの悪化を招くリスクがあることなどが挙げられます。
そもそもリハビリの基本原則は?
リハビリの基本原則にはいくつかのポイントがあります。
まず、『個々の方のお体に合わせたリハビリ』が必要です。それぞれの患者さんは異なる症状や目標をお持ちですので、一人ひとりに合ったアプローチが必要となります。
また、リハビリは継続的なプロセスであり、時間と忍耐が必要です。
急激な進歩を期待するのではなく、着実な改善を目指しましょう。
まとめ
以上が、脳梗塞リハビリの基本に関する概要です。自宅でのリハビリは、患者さんが自分のペースで取り組めるため、効果的な方法として重要です。
一方で、自費リハビリ施設に勤めていると、退院後の利用者様から
- 『退院後自宅でできると思ったけどなかなか自分では難しかった』
- 『この動きで合っているのかわからないため不安』
- 『自主練習していても段々と動きにくくなってきた』
といった意見が当事者の方から聞かれます。
お体に合わせたリハビリでないと、遠回りになってしまうことも多くあります。
まずはご自身のお体にどんな問題が残っているのかを検査することはいかがでしょうか?
ブログ監修者
脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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