【認定理学療法士監修】動脈硬化と脳卒中 〜サビついた血管をどうケアするか〜
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
🫀 動脈硬化と脳卒中
〜サビついた血管をどうケアするか〜
こんにちは、マヒリハの岡田です。
今日は 「動脈硬化と脳卒中」 について、ちょっと掘り下げてお話します。
✔️ 動脈硬化ってなに?
血管は本来しなやかなホースのような構造ですが、加齢や生活習慣(高血圧・糖尿病・脂質異常・喫煙など)によって内側にプラーク(脂肪のかたまり)がたまり、血管の壁が硬くなっていきます。
いわば 「血管のサビ」。
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血管の内径が狭くなる → 詰まりやすい
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壁がもろくなる → 破れやすい
これが、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の土台になります。
✔️ 脳卒中との関わり
① 脳梗塞
プラークが破れて血栓ができ、脳の血管を詰まらせる。
→「急に片腕が動かない」「言葉が出ない」
② 脳出血
硬くなった血管が血圧上昇に耐えきれず破れる。
→「突然の頭痛」「半身マヒ」
③ くも膜下出血
動脈瘤(血管のコブ)が破裂。特に喫煙や高血圧でリスク上昇。
→「人生最悪の頭痛!」と表現される痛み。
✔️ 数字で見るリスク
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高血圧があると脳卒中リスクは約4倍
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動脈硬化性プラークを持つ人は、そうでない人の2倍以上の発症リスク
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食事・運動・禁煙で、発症率は30〜50%減少可能
✔️ 動脈硬化は「可逆的な部分」がある
血管は一度硬くなると戻らない…と思われがちですが、実はそうでもありません。
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数か月の生活改善で血管内皮機能(血管の柔らかさを保つ力)が回復
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数年単位でプラークの安定化や縮小が報告されている
つまり、「血管のリハビリ」は可能なんです。
✔️ リハビリ的視点からの動脈硬化対策
🟢 運動療法:有酸素運動は血管を柔らかくし、動脈硬化の進行を遅らせる
🟢 食事:魚・野菜・食物繊維を意識、塩分・脂質を控える
🟢 禁煙:一本でも減らせば血管へのダメージは軽減
🟢 服薬管理:スタチンや降圧薬の継続が再発予防の要
✔️ さいごに
動脈硬化は「老化の宿命」ではなく、「生活習慣の鏡」です。
血管をいたわることは、未来の脳を守ること。
サビついた配管をそのままにするか、手を入れてケアしていくか。
選ぶのは、いまこの瞬間の自分です。
🧠 あなたの血管、今日からリハビリ始めてみませんか?
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