【松戸市在住のリハビリでお困りの方必見】 柔道整復師と理学療法士のリハビリ、 何が違うのか?(神経生理学の視点)
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
こんにちは! マヒリハの原田です🌞✨
脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症で、 リハビリを頑張っている皆様。
「近くの整骨院でマッサージを受けるのと、 病院の理学療法士のリハビリって、 一体何が違うの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、 同じ「体に触れる資格」でも、 筋肉や関節を整えるプロ(柔道整復師)と、 脳の神経ネットワークを繋ぎ直すプロ(理学療法士)では、 リハビリの目的もアプローチも全く異なります!
今回は、 知っているようで知らない二つの違いを、 最新の「神経生理学(脳と神経の科学)」の視点から、 わかりやすく徹底解説します!🔥

1. 柔道整復師は「筋肉や関節の修理屋さん」
まずは、 整骨院や接骨院を開くことができる、 柔道整復師の先生方の得意分野です。
彼らは、 骨折や脱臼、 捻挫(ねんざ)や筋肉の痛みなど、 「怪我をした場所そのものを元通りにする」 プロフェッショナルです(※1)。
アプローチの基本は、 硬くなった筋肉をほぐしたり、 ズレた関節を正しい位置に戻したりすることです。
これは主に、 「体そのもののパーツを修理する」 アプローチと言えます。
肩が痛いから、 肩の筋肉をほぐす。
腰が痛いから、 腰のバランスを整える。
このように、 「症状が出ている場所」に、 直接アプローチするのが特徴です。
2. 理学療法士は「脳の神経ネットワークのプロ」
一方で、 私たち理学療法士(特に対脳卒中のスペシャリスト)が見ているのは、 筋肉そのものだけではありません。
私たちは、 筋肉を動かす命令を出している、 「脳の神経回路(ネットワーク)」 を治療しています(※2, 3)。
脳卒中の後遺症で、 手が動かなかったり、 足がつっぱったりするのは、 筋肉が壊れたからではありません。
脳からの命令の道(神経経路)が、 ダメージを受けて混乱しているからです。
理学療法士は、 「脳の可塑性(かそせい=脳が新しく生まれ変わる力)」 を利用します。
正しい動きを繰り返すことで、 脳の中に「新しい命令のバイパス(回り道)」 をリバイバル(再構築)させていくのが仕事です(※4)。

3. 神経生理学で見る!決定的な「2つの違い」
では、 具体的な違いを、 2つの神経科学のワードで見てみましょう。
① 脳のブレーキを解除する「感覚入力」
脳卒中を患うと、 脳は「体がどうなっているか分からない!」 とパニックを起こします。
これが、 手足がギュッと縮こまる「連合反応」 を引き起こす原因です。
理学療法士は、 ただマッサージをするのではなく、 「今、手はここにありますよ」 「これくらいの体重が足にかかっていますよ」 という正確な情報を、 皮膚や筋肉のセンサーを通じて脳に送り返します (※5)。
これを「感覚入力」と呼び、 脳が安心することで、 初めて手足のつっぱり(過緊張)が解けるのです(※6)。
② 動きの準備スイッチ「APA」の起動
以前のブログでもご紹介した、 動き出す前に無意識にお腹を固めるスイッチ、 「APA(先行性姿勢調節)」(※7)。
このスイッチを、 歩行や立ち上がりなどの全体運動の中で、 意図的に引き出すのが理学療法士の技術です。
>🚢 復習のイメージ 🚢 >体幹(お腹)は「船の土台」、腕や手先は「クレーン」です。 >土台がグラグラなまま手先(クレーン)を揉んでも、根本的な解決にはなりません。
理学療法士は、 お腹の土台(APA)を働かせながら、 同時に手足を動かすという、 複雑な脳の同時処理をトレーニング していきます(※8)。
4. マヒリハが理学療法ベースのオーダーメイドにこだわる理由
私たちマヒリハでは、 全員が国家資格を持つ理学療法士であり、 脳神経科学のバックグラウンドを持っています。
一時的に筋肉をほぐすだけのマッサージでは、 家に帰って動いた瞬間に、 また脳が緊張して手がギュッと曲がってしまうからです。
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脳のバグ(誤学習)を修正する: 麻痺したままで無理に動かそうとすると、脳に変な癖がつきます。それを医学的に見抜き、正しい軌道に修正します(※9)。
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生活の動きに直結させる: ベッドの上での練習だけでなく、実際の「歩く」「ボタンを留める」といった動作の時に、脳がどう働いているかを分析してアビリテーション(機能向上)を行います(※10)。
土台となる脳のネットワークを整えてから、 目的の動作を練習する。
これが、 医学的に証明された、 麻痺を改善するための最短ルートなのです。
5. まとめ|あなたの目標に合わせて選びましょう
痛みを和らげたり、 筋肉のコリを局所的にほぐしたりするなら、 柔道整復師の先生方も素晴らしい技術を持っています。
しかし、 「脳卒中の後遺症で動かなくなった手足を、もう一度動かしたい」 「歩き方を根本から綺麗にして、もっと遠くまで歩きたい」
そう願うのであれば、 脳と神経の専門家である理学療法士 を頼るのが間違いありません。
医学文献も、 脳卒中リハビリには「強力で専門的な課題指向型訓練(理学療法アプローチ)」 が最も効果的であることを証明しています。
今のあなたのリハビリは、 「筋肉」だけを見ていますか? それとも「脳のネットワーク」まで見ていますか?
迷ったら、 ぜひ一度、 マヒリハのスペシャリストにご相談ください。
あなたの脳の可能性を、 最新の科学で一緒に引き出していきましょう!😊💪
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参考文献
(※1) 厚生労働省. 柔道整復師法. 1970. (※2) 脳卒中治療ガイドライン 2021 (日本脳卒中学会) (※3) Shumway-Cook A, Woollacott MH. Motor Control: Translating Research into Clinical Practice. 2017. (※4) Nudo RJ. Neural substrates for motor recovery after stroke. Handb Clin Neurol. 2013. (※5) Sigrist R, et al. Augmented feedback for motor learning: a review. Psychon Bull Rev. 2013. (※6) Dietz V. Proprioception and locomotor disorders. Nat Rev Neurosci. 2002. (※7) Hodges PW, Richardson CA. Feedforward contraction of transversus abdominis. Exp Brain Res. 1997. (※8) Horak FB. Postural orientation and equilibrium: what do we need to know in the clinic? Gait Posture. 2006. (※9) Grefkes C, Fink GR. Connectivity-based approaches in stroke rehabilitation. 2014. (※10) Kleim JA, Jones TA. Principles of experience-dependent neural plasticity. J Speech Lang Hear Res. 2008.
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