【認定理学療法士監修】 善玉菌と悪玉菌 ― 腸から脳を守る秘訣

ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)

脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

【🦠 善玉菌と悪玉菌】 ― 腸から脳を守る秘訣

こんにちは!
マヒリハの岡田です。

脳卒中の再発予防と聞くと「血圧」「コレステロール」「食事制限」を思い浮かべる方が多いと思います。
でも実は、腸内環境=腸の菌バランスも、脳や血管の健康に深く関わっているんです。

今日は「善玉菌」と「悪玉菌」のお話を、リハビリ的な視点も交えてお伝えします。

⚖️ 善玉菌と悪玉菌ってなに?

腸内細菌は大きく分けて3種類。

  • 善玉菌:腸を整え、免疫を高める(ビフィズス菌、乳酸菌など)

  • 悪玉菌:毒素や有害物質をつくる(大腸菌の一部、クロストリジウムなど)

  • 日和見菌:どちらにもなり得る中間層

腸の中ではこの3つがバランスをとっていて、
👉 善玉菌が優位なら健康的
👉 悪玉菌が優位なら生活習慣病や炎症を招きやすい

という仕組みになっています。

落ち込む高齢者

🧠 腸と脳はつながっている

近年「腸脳相関(gut-brain axis)」という考え方が注目されています。

  • 悪玉菌が増えると炎症物質が血流に乗って全身へ

  • 血管内皮を傷つけ → 動脈硬化が進行

  • その結果、脳卒中や認知症リスクが上がる

逆に善玉菌が多いと、

  • 炎症を抑える

  • 血管を保護する

  • 幸せホルモン「セロトニン」を増やし気分安定にも寄与

つまり、腸を整えることが脳を守ることにつながるわけです。

🍽️ 善玉菌を育てる生活のヒント

🟢 発酵食品をとる
 納豆、ヨーグルト、漬物、キムチなど

🟢 食物繊維を意識する
 野菜・海藻・きのこ・大豆 → 善玉菌のエサになる

🟢 動物性脂肪・加工食品を控える
 悪玉菌の大好物を減らす

🟢 適度な運動
 腸の蠕動を促し、菌バランスを整える

脳

🌟 マヒリハ流まとめ

  • 善玉菌が腸内で優位になると「血管を守る」ことにつながる

  • 悪玉菌が増えると「動脈硬化・脳卒中リスク」が高まる

  • 食事・運動・生活習慣で腸内環境は変えられる

腸活はただの流行ではなく、再発予防の医学的アプローチのひとつです。

🌱 おわりに

リハビリは「動く練習」だけではありません。
腸を整えること、食事を整えることも、体と脳のリハビリです。

マヒリハでは、運動だけでなく、こうした 生活習慣の改善や再発予防も含めてサポートしています。

「薬や運動だけでなく、腸からも脳を守る」
そんな視点を一緒に取り入れていきませんか?

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