【脳卒中リハビリ!!】足よりも手の回復が遅いのどうして?
ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)
脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。
こんにちは!
マヒリハの佐藤です🌞
リハビリをする中で、足はリハビリで良くなるけど、手は中々良くならない、という話をよく聞きます。
そこで今回は、足より手の回復が遅く感じる理由について解説していきます!
手の回復が遅く感じる理由とは!?
上肢の回復が遅く感じる理由があります。
1つは脳卒中の損傷部位が関係します。
中大脳動脈(MCA)領域の損傷は、脳の広範囲の領域をカバーしており、一般的に最も脳卒中の影響を受け、手指と上肢を制御する領域を含みます。
私たちは下肢を制御するよりも、手指・上肢を制御するために脳の皮質領域を多くしています。それは、手指や上肢の動きの方がより繊細な動きを要するからです。
歩行のリハビリをするよりも、腕の動きの方がはるかに複雑で、回復が難しいのです。
コップを持って口もとに運ぶなどの日常的な行動は、単純なようで多くの動きの要素が含まれています
まずは、空間上を動かすのに肩や肘の動きが必要です。
そして、正確な傾きなどを作るのに前腕の動きなどで調整されます。
また、正しい形と大きさでコップの周りに指を置く必要があります。このように単純なようで多くの要素が含まれているのです。
まとめ
上肢は下肢よりも脳の支配領域が多く、動きが繊細で細かいです。
そのため、下肢に比べて回復の変化が分かりづらく、回復が遅く感じる方が多いです。
上肢は下肢に比べて日常生活へ動作を落とし込むのことが難しいですが、地道にリハビリを行うことが大切です。
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