【脳卒中リハビリ!!】脳の神経回復過程の秘密とは!?

ブログ監修者

脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店店長 原田 涼平理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)

脳梗塞Laboマヒリハ柏の葉店店長の原田です。地域でお困りになっている方や不安を感じている方を一人でも多く救えるよう、保険外だからこそできる量と質を担保したリハビリを行っております。リハビリをご希望の方はお気軽にご連絡ください。

こんにちは!!マヒリハの原田です🌞

脳梗塞のリハビリに励む利用者さんから、よくこんな質問をいただきます。 「先生、壊れた神経ってどうやって治るの?」

実は、脳には**「神経可塑性(しんけいかそせい)」**という素晴らしい能力が備わっています。 今回は、リハビリで体が動くようになる「科学的な理由」をわかりやすく解説します!


脳の神経は「新しくルートを作る」ことができる!

結論から言うと、脳梗塞で一度壊れてしまった神経そのものは、元通りには戻りません。 「じゃあ、もう動かないの?」と不安になるかもしれませんね。

でも、安心してください。 脳には**「新しい予備のルート」を作り出す力があります。これが神経可塑性**です。

メインの道路が通行止めになっても、脇道(新しいルート)を通れば目的地に着けますよね? リハビリは、まさにこの「新しい脇道」を脳の中に開拓する作業なのです。


「可塑性(かそせい)」ってどういう意味?

「可塑性」という言葉、少し難しいですよね。 イメージしやすいように、反対の意味を持つ「弾性(だんせい)」と比較してみましょう。

  • 弾性(バネのような性質): 力を加えると形が変わるが、離すと元に戻る。

  • 可塑性(粘土のような性質): 力を加えて形を変えると、そのままの形を保つ。

つまり、神経可塑性とは**「リハビリで変わった脳の状態が、そのまま維持されること」**を指します。 一度覚えた自転車の乗り方を忘れないように、脳が新しい動きを「記憶」してくれる性質のことです。


神経が繋がる仕組み「シナプス」の不思議

脳の中では、無数の神経細胞が「シナプス」というつなぎ目で情報をやり取りしています。

リハビリで起きる脳の変化

  1. 繰り返し動かす: 同じ動作を何度も練習します。

  2. 伝達がスムーズに: シナプスでの情報の受け渡しが効率よくなります。

  3. 回路が定着する: 新しい伝達ルートができあがり、維持されます。

これが、リハビリによって「動かなかった手足が動くようになる」科学的な根拠です。


「発症から6ヶ月」を過ぎても諦めなくていい理由

よく「リハビリは発症から6ヶ月まで」という言葉を耳にしませんか? しかし、神経可塑性の研究では、何年経っても新しい回路は作られることがわかっています。

  • 今まで動かしたことのない筋肉を刺激する。

  • やったことのない新しい動きに挑戦する。

こうした刺激があれば、脳は何歳からでも、発症から何年経っていても変化します。 「良くなりたい」という気持ちで取り組むリハビリに、期限はありません!


まとめ|マヒリハと一緒に「新しいルート」を作りましょう

神経可塑性は、あなたの脳に備わった「回復するための才能」です。 適切なリハビリを継続することで、脳は必ず変わっていきます。

マヒリハでは、この神経可塑性を最大限に引き出すために、お一人おひとりに合わせた**「オーダーメイドのリハビリ」**を提案しています。

  • 「もうこれ以上は変わらない」と言われた。

  • どうすれば新しい神経が繋がるのか知りたい。

  • 自分に合った練習方法を見つけたい。

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度マヒリハにご相談ください。 あなたの脳に眠っている可能性を、一緒に形にしていきましょう!

 まずは無料カウンセリングで、あなたの今の状態をお聞かせください。 

明日からのリハビリが、もっと希望に満ちたものになりますように😊

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