🧠脳卒中リハビリは「いつ始めるか」で決まる！？

～回復を最大化するタイミングと予後の真実～

こんにちは！マヒリハ の原田です🌞

今回は、脳卒中のリハビリにおける「開始時期」と「その後の回復（予後）」について、マヒリハならではの視点でわかりやすく解説していきます！

🩺脳卒中とは？

脳卒中とは、脳の血管が詰まる（脳梗塞・ラクナ梗塞）または破れる（脳出血・くも膜下出血）ことで、
神経細胞がダメージを受け、身体や思考にさまざまな後遺症が残る病気の総称です。

代表的な症状は👇

• 片麻痺（手足の動かしにくさ）

• 言語障害（言葉が出にくい）

• 高次脳機能障害（注意・記憶・判断の低下）

しかし、ここで忘れてはいけないのが——
脳には「再びつながろうとする力（＝可塑性）」があるということです。

🔁① 神経可塑性：脳が自らを作り変える力

脳の神経細胞は、損傷を受けても周囲の細胞が新しい回路を作り直すことで機能を補おうとします。
この能力を「神経可塑性（しんけいかそせい）」といいます。

📊 神経の可塑性を高める条件

💬マヒリハコメント

「ただ動かす」のではなく、“どう動かしたいか”を意識することが、脳を再び動かす鍵になります。

💪② 残された力を最大限に引き出す「残存機能の強化」

麻痺がある部分を回復させることと同じくらい大切なのが、残っている部分の強化です。

たとえば…

• 下肢筋力や体幹を鍛えることで「立つ・歩く」の安定性を向上

• 健側（麻痺がない側）の上肢機能を高めて日常生活の動作を支える

• 心肺機能を上げることで、活動量と集中力を維持

🏃‍♀️ 目的別リハ例

これらを組み合わせ、全身の“使える力”を底上げするのがマヒリハ式リハの特徴です。

🦾③ 代償手段の確立：できる方法で「できた！」を増やす

リハビリでは、麻痺側を積極的に使うことが原則ですが、安全と自立のためには「代償」も重要です。

たとえば👇

• 杖・歩行器を使いながら安全に歩行を続ける

• トイレや浴室に手すりを設置して転倒を防ぐ

• 絵カードやアプリで、言葉が出にくくても意思を伝える

💬マヒリハ視点

「全部元通りに」よりも、「どうすれば自分らしく生活できるか」。
それを一緒に探していくのが、私たちのリハビリです。

🕒リハビリは“早く始める”ほど効果的！

リハビリは早期開始が圧倒的に有利です。

脳卒中発症後は、病院での急性期リハビリ → 回復期リハビリテーション病棟と進み、
発症後すぐから1日最大180分の集中的リハが行われます。

📅 リハビリの流れ
1️⃣ 発症直後：病院で安静＋医師の指示のもと早期リハ開始
2️⃣ 回復期（～180日）：1日最大180分の専門リハ
3️⃣ 退院後：在宅・施設・または自費リハで継続

💬マヒリハコメント

神経の再配線が最も活発なのは、発症から約6か月。
ここでどれだけ“正しい刺激”を与えられるかが、その後の回復を決めます。

📈6か月以降でも回復は続く！

「6か月で回復は止まる」
かつてはそう言われていましたが、最新の研究では発症から数年経っても機能回復が見られることが分かっています。

🔍ポイントは“量 × 質 × 継続”

• 長時間かつ集中的なリハビリ

• 目的を明確にした課題設定

• 正しいフォーム・反復練習

マヒリハでは、発症から何年経っていても「まだ良くなる」を現実にすることをミッションとしています。

💬まとめ

✅ リハビリの目的は「脳を回復させる・残存機能を強化・代償手段を確立」
✅ 神経可塑性は“早く・繰り返すほど”伸びる
✅ 発症6か月以降でも回復は可能
✅ リハビリは「早く始めて」「諦めず続ける」ことが何より大切

☀️マヒリハからのメッセージ

リハビリの“スタートライン”は、早いほどチャンスが広がります。
でも、“遅いからもう遅い”ということはありません。

脳は一生、変わり続けます。
その変化を、最適なリハビリで導いていくのがマヒリハの役割です。

「退院後のリハビリをどう続けたらいいか分からない」
「6か月経っても良くなる可能性はあるの？」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

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