こんにちは！マヒリハの原田です🌞

「そろそろ杖が必要かな？」と思った時、種類の多さに驚きませんか？ 実は、杖選びを間違えると、かえって歩きにくくなることもあります。

今回は、杖の種類とそれぞれの特徴をプロの視点で徹底解説！ あなたにぴったりの「相棒」を見つけるヒントをお伝えします。

あなたに合うのはどれ？代表的な杖の5タイプ

杖には、使う目的や体の状態に合わせた様々な形があります。

1. 一本杖（T字杖）

街中で一番よく見かける、最も一般的なタイプです。

• 特徴： 軽くて持ち運びやすく、デザインも豊富です。

• 向いている人： 足腰の筋力が少し落ちた方や、膝・腰に痛みがある方。

2. 4点杖

足が4本に分かれている、安定感抜群の杖です。

• 特徴： 手を離しても自立し、体重をしっかり支えてくれます。

• 向いている人： 麻痺がある方や、一本杖ではふらついてしまう方。

3. 松葉杖

大きな怪我をした際に使われる、脇で支える杖です。

• 特徴： 片足を浮かせて移動できます。

• 向いている人： 骨折や靭帯損傷で、足に体重をかけられない方。

4. ロフストランド杖

握る部分だけでなく、前腕（ひじの下）のカフで支える杖です。

• 特徴：握力が弱い方でも、腕全体の力で支えることができます。

• 向いている人： 一本杖では支えきれないけれど、松葉杖は大げさすぎる方。

5. ノルディック杖

両手に持って、地面を後ろに押すように使う杖です。

• 特徴： 「支える」よりも「推進力」や「リズム」を生むための道具です。

• 向いている人： 歩行訓練をしたい方や、姿勢良くスタスタ歩きたい方。

脳卒中リハビリでよく使う「2つの杖」の決定的な違い

脳梗塞などの後遺症がある方のリハビリでは、主に**「4点杖」と「一本杖」を使い分けます。 実は、この2つは「地面へのつき方」**が全く違うんです！

【4点杖】安定感重視！一歩一歩を確実に

4本の足が地面にピタッと接地することで、高い安定感を生みます。

• つき方のコツ： 地面に対して垂直につくのが基本です。

• 注意点： 坂道や砂利道など、

• 凸凹した場所では逆に不安定になることも。

• 向いている場所： 病院内や自宅など、平坦な場所がメインの方。

【一本杖】リズム重視！軽やかな歩行を

1点だけで支えるため、4点杖よりも自由度が高くなります。

• つき方のコツ： 進行方向に向かって、体の近くに自然につきます。

• 注意点： 体から離れた位置につくと、もたれかかった時に滑る危険があります。

• 向いている場所： 外出が多く、ある程度スタスタ歩きたい方。

【番外編】進化した「可動式4点杖」をご存知ですか？

最近人気なのが、4点杖の「安定感」と一本杖の「使いやすさ」を両立した杖です。 杖の根元が前後左右に動く**「可動式」**のタイプです。

• メリット： 斜めに杖をついても、4本の足がしっかり地面を捉えてくれます。

• デメリット： 根本が動くため、一点に

• 体重を強く預けたい方には不向きです。

このように、杖は進化しています。 自分の歩き方の癖に合わせて選ぶことが大切です。

まとめ｜プロのフィッティングで「歩く」をもっと楽に！

杖は、単なる「支え」ではなく、あなたの行動範囲を広げる**「魔法の道具」**です。 しかし、高さが合っていなかったり、種類が不適切だったりすると、逆に体を痛めてしまうことも。

マヒリハでは、単にリハビリを行うだけでなく、 「今のあなたに本当に最適な杖はどれか？」 を専門的な視点でアドバイスさせていただきます。

• 「今の杖が合っているか不安…」

• 「そろそろ杖を卒業して一本杖にしたい」

• 「最新の可動式杖を試してみたい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度マヒリハへお越しください。 あなたにぴったりのパートナーを一緒に見つけましょう！

 まずは無料カウンセリングで、あなたの歩行チェックをしてみませんか？ 

安全で楽しいお出かけを、私たちが全力でサポートいたします😊