トレーニング目的を意識することが大切だということです。何のためにやっているのか分からずやるよりも「なぜこのトレーニングをしているのか」といった目的意識をもってトレーニングをしたほうが練習の効果が上がります。
例)目的:今は寝たきりだが子供たちに迷惑はかけられない。なので自分の足で一人で歩けるようになるぞ!!
その為にはまず立てないといけない
⇒ 立つためには起き上がりパターンの練習が必要だ。また立位バランスが低下している。おまけに足の筋肉が弱い(特に私の場合は大腿四頭筋が弱い)
⇒ なので大腿四頭筋の練習をまず最初に始めよう ⇒ ベッドサイドで座った状態でできる運動から始めよう。
方法:よし。これをやると足の筋肉が増えるのだな。大腿四頭筋の場所を意識しながら重りをつけて足を延ばすべし!!!(理学療法士さんに習った方法)
意識性の法則は目的がはっきりしている方が厳しいリハビリに耐えられるという側面もあります。
なぜこの運動をしているのか?と目的をいつも持って運動をすることがリハビリの奥義です!
特に脳卒中の患者さんは複数の筋肉を一緒に動かしてしまうことが多いので、特定の筋肉を意識することがさらに大切です。